クロストーク

#モルテンの土台を築く、人づくり入社6〜8年目の
社員同士が語るモルテン

人生100年時代と言われる中、その40年以上が働く期間。自分の強みは何か、モルテンで何をやりたいのか、何を期待されているのか、人生をどう生きたいのか。自らのキャリアを考える、さらに、各事業の未来も考えることで自分自身の可能性も広がります。モノづくり基礎教育を経験した入社6~8年目の3人がこれまでの経験を振り返り、今後を語ります。

八江 一至

八江 一至

医療・福祉機器事業
技術職 設計技術
2014年入社

森 琢也

森 琢也

自動車部品事業
営業職
2016年入社

前田 章行

前田 章行

スポーツ用品事業
技術職 生産技術
2015年入社

01

モノづくり基礎教育での
つながり

八江 - 技術系新入社員には1年間、「モノづくり基礎教育」という研修があります。各事業への配属前に、1年間は自動車部品の生産工場で、製造実習を中心にモノづくりの基本を学びます。また最近は新たな内容が加わり、世の中の課題を製品によって解決するのがエンジニアであるという観点から、自分で課題設定をし、企画、原価計算、設計、組立・加工し、実際に形にしてみるというプログラムとなりました。制作物は椅子で、これは私の研修時にはなかった内容ですが、モノづくりの工程を体感できるいい教育だと思います。私は今、新入社員の椅子制作を指導する側になっています。

森 - モノづくり基礎教育中は、壁にぶつかることもあり、先輩方には何度も相談にのってもらいました。お二人は、入社時懇親会も開催してくれたので、相談もしやすかったです。プライベートでは、寮生活でお世話になったり、会社のバスケ部でより仲良くなりました。
モルテン社員は、学生時代にスポーツをやっていた方が多いので、面倒見がよかったり、活発な人が多くて楽しいです。

02

マイキャリデザイン研修が、
自分の将来を見直すきっかけに

前田 - 入社直後は、初めてのことばかりで、任された仕事や現場の作業に慣れることに必死でした。毎日、目の前の業務をがむしゃらに行ってきました。今日まであっという間だった気がします。

八江 - キャリアを本格的に考えるきっかけは、「マイキャリデザイン研修」を受けたことです。研修内容は、入社5年目に同期で集まり、自分のキャリアに向き合う、というものです。入社から数年経ち、立ち止まって自分のキャリアを一度見つめ直す。これは貴重な体験でした。これまでやってきたことの振り返りや棚卸しをして、それをもとに今後を考える機会は、実は普段は意外と少ないものです。

森 - 研修では、事前に自分の経験を振り返ってまとめておき、当日、同期に考えてきた内容を共有します。研修終了後は自分の考えもスッキリとしていて、やりたいことに前向きになっていました。

森 - あらためて、やりたいことは何か?と問われると、自分ひとりでは整理できなかったり、考えがまとまらないことがありましたが、研修を受ける前には、上司やメンバーが相談にのってくれて、引き出してもらった部分もあります。
私は営業職なので、今勤務している地域でのお客様との関わりや、部署の役割を考えたりすることも、やりたいことに気づくきっかけになりました。また、一緒に働くメンバーに、自分に求めていること、期待していることをヒアリングしたことも、新しい発見につながりました。
自分ひとりで導きだせなくても、周りは自分の良さを見てくれているのだと安心しました。

前田 - 同じ年月をモルテンで過ごしてきた他の同期の経験や考えを聞くのは、興味深く、刺激になります。「メキシコの工場で、製造ラインを立ち上げてきた」「リーダーとしてメンバーを率いている」など。久しぶりの同期との再会は、入社時とは雰囲気がまるで違っていてその成長に驚くこともありました。

03

育成の面でのモルテンの特徴

八江 - 各事業によって方針があり、異なる部分があります。医療・福祉機器事業は、配属後1年は、OJT形式で先輩社員が教育担当についてくれます。先輩の業務サポートや、新製品開発の一部を任せてもらい、仕事を教わりました。

森 - 自動車部品事業も同じくOJT形式です。初めはわからないことばかりなので、上司の営業先に同行して現場で学んでいきました。徐々にわからないことを減らして、できることを増やしていきました。

前田 - スポーツ用品事業の生産技術は、研究テーマを任せてもらいます。研究テーマに応じた業務を行いつつ、分からないことは主体的に質問しに行き、自ら学ぶ姿勢も身につきました。

八江 - 社内で選ばれた社員が受ける戦略研修のような、 事業を越えた研修もありますし、上司が定期的に振り返りの時間をつくってくれることもあります。現在の仕事の悩みや課題を共有するだけでなく、10年後にどうなりたいかについて一緒に考えたり、今の私に期待することなどを伺ったり、普段の業務とは違った視点でキャリアを考える時間もあります。

04

それぞれが考える
これからのビジョン

モルテンは4つの事業がありますが、事業で業界も違い、社員のカラーも違います。それぞれの事業の一員として、事業の将来を考える。それぞれが様々な夢を描き、会社のビジョンとリンクさせていきます。
八江 一至

#医療・福祉機器事業

私は入社した時から、人々の健康寿命をのばしたいという思いがあったので、利用者様が生活動作や行動範囲を広げられるような製品を開発していきたいです。ディビジョンブランドの“From the Inside Out”を体現する製品をつくり続け、高齢者や障がいのある方が、少しでも「内から外に広がる豊かな人生」を過ごしていただけることに貢献していきます。

森 琢也

#自動車部品事業

今の支店に配属されて、担当する製品が、タイ・ベトナム・中国など、海外で生産されるものが大半になったことが、将来の目標設定に大きく影響しました。現地とのやり取りも多く、今では海外勤務にチャレンジすることが目標となりました。売上を伸ばすことを意識しながら、周囲を巻き込んで物事を進める力のある人になりたいです。

前田 章行

#スポーツ用品事業

モルテンのボールはすでに世界中で使用されていますが、まだまだ完成されておらず、改善できる余地があると考えています。ボールは変形したり、中のゴムが伸びたりして、真球、つまり真ん丸の状態を維持することが難しいとされてきました。あらゆる課題を研究のテーマとして掲げ、技術の根本・根源を究めていけたらと考えています。