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モノづくり基礎教育での
つながり
八江 - 技術系新入社員には1年間、「モノづくり基礎教育」という研修があります。各事業への配属前に、1年間は自動車部品の生産工場で、製造実習を中心にモノづくりの基本を学びます。また最近は新たな内容が加わり、世の中の課題を製品によって解決するのがエンジニアであるという観点から、自分で課題設定をし、企画、原価計算、設計、組立・加工し、実際に形にしてみるというプログラムとなりました。制作物は椅子で、これは私の研修時にはなかった内容ですが、モノづくりの工程を体感できるいい教育だと思います。私は今、新入社員の椅子制作を指導する側になっています。
森 - モノづくり基礎教育中は、壁にぶつかることもあり、先輩方には何度も相談にのってもらいました。お二人は、入社時懇親会も開催してくれたので、相談もしやすかったです。プライベートでは、寮生活でお世話になったり、会社のバスケ部でより仲良くなりました。
モルテン社員は、学生時代にスポーツをやっていた方が多いので、面倒見がよかったり、活発な人が多くて楽しいです。
#医療・福祉機器事業
私は入社した時から、人々の健康寿命をのばしたいという思いがあったので、利用者様が生活動作や行動範囲を広げられるような製品を開発していきたいです。ディビジョンブランドの“From the Inside Out”を体現する製品をつくり続け、高齢者や障がいのある方が、少しでも「内から外に広がる豊かな人生」を過ごしていただけることに貢献していきます。
#自動車部品事業
今の支店に配属されて、担当する製品が、タイ・ベトナム・中国など、海外で生産されるものが大半になったことが、将来の目標設定に大きく影響しました。現地とのやり取りも多く、今では海外勤務にチャレンジすることが目標となりました。売上を伸ばすことを意識しながら、周囲を巻き込んで物事を進める力のある人になりたいです。
#スポーツ用品事業
モルテンのボールはすでに世界中で使用されていますが、まだまだ完成されておらず、改善できる余地があると考えています。ボールは変形したり、中のゴムが伸びたりして、真球、つまり真ん丸の状態を維持することが難しいとされてきました。あらゆる課題を研究のテーマとして掲げ、技術の根本・根源を究めていけたらと考えています。