the Box the Box

世界中のクリエイターが集まり、
新たな発想とプロダクトをつぎつぎと

広島市内に分散していたモルテンの開発機能を1カ所に集約したテクニカルセンター molten[the Box]。スポーツ用品、自動車部品、医療・福祉機器、マリン・産業用品の4つの事業の経営資源を最大活用することで、4種事業横断の新たなプロダクトの開発を推進していきます。社内のエンジニアや、外部の優秀なパートナーの方々と共通体験の中でアイデアを生み出し、ここから新たなモノや熱狂的な場を創造します。

think outside [the Box]

事業ブランドを象徴するラボから
モルテンの新たな価値を発信

molten[the Box]には、事業ブランドを象徴するラボがあります。スポーツ用品部門の“the Court”、自動車部品部門の“the Garage”、医療・福祉機器部門の“the Medical Lab”。それらのラボをつなぐのが、エンジニアやデザイナーなどが集まり試作品づくりが行える“the Studio”です。思いついた時に、すぐにプロトタイプをつくることができる。この環境が、モルテンの新たな価値になると確信しています。

the

無機物と有機物が交錯する
環境が創造性を刺激

無機物であるゴムやプラスチックなどを用いてプロダクトをつくるmolten[the Box]。敷地内には四季折々に表情を変える植物や動物などの有機物があり、近くには瀬戸内海を望む立地です。ひらめきの種は、この無機と有機の交錯により生まれます。建築物は経年劣化しながらも、外の自然は年々と育ち経年変化をしていく。[the Box]の価値は時とともに変化しながらも、失われることはありません。

the court
the court

実体験からモノづくりの精度を向上

スポーツをプレーするだけでなく、ラボとして機能する“the Court”。スポーツ用品の製品開発や試験研究を外部のコートへ出向かず、この場で完結することができる。ここでは、ボールのプレー時の感触やリバウンド性、シューティングマシンの制御、タイマーの音や視認性の確認などを行い、設計、試作、評価という3つのフェーズをスピーディーに回転させ、モノづくりの精度を上げていく。スピードの向上だけでなく、エンジニア自身がプレイヤーに試してもらう前に、自分が作成したプロトタイプを使用することで、頭で考えるだけでなく、体をつかって体験ができる場でもある。そういった実体験にこそ、新たな発見があり、新たな発想へつながり、新たなプロダクトが生まれると考えている。

詳しく見る
the garage
the garage

自動車を知り、歓びを感じる

電気自動車が普及し始め、自動車業界でも環境に配慮した車の必要性が高まっている。社会課題を解決するため、お客様の数値的な要求から感覚的な欲求に応えるモノづくり、クリエイティブな提案が求められている。もっと車のことを知ろう、車の楽しさや歓びを感じよう。その想いから“the Garage”は誕生した。部品だけをピンポイントで見るのではなく、最終完成品となった車全体を知ることができる。ここは、車好きが集まる場所だ。社内のエンジニアはもちろん外部パートナーの方も、自動車のこと部品のことについて談義するような社内文化を創造していきたい。“the Garage”から開発された部品が、モルテンのブランドとして認知される日を目指している。

詳しく見る
the Medical Lab
the Medical Lab

人間工学で豊かな人生を創造

高機能エアマットレスやクルマイス、歩行車、手すりなど病院、施設、在宅での人々の動きを支えるための医療・福祉機器を開発している。そのモノづくりの中心となる“the Medical Lab”は、さまざまな装置を用いて人間工学に基づいて科学的に検証できる場だ。人間工学という広い視点で使いやすさ、安全性、使用時の体への負担を軽減できることを探究する。[the Box]という箱ができたことでいろいろなセクションが一つに集約され、「Crossover」が活発化される。その中で、“the Medical Lab”はスポーツ用品や自動車部品を開発する時にも活用することができる。人間工学的な測定をすることで、患者様やそのご家族、医療・福祉のスタッフが抱える課題の解決だけでなく社内全体もケアをしていく存在でありたい。

詳しく見る
the studio
the studio

つくりたい欲求を、すぐ形に

社内や社外のエンジニアが集まってワクワクしながらアイデアが生まれる場にしていきたい。そして、世の中をより良きものにする、新たなプロダクトが生まれ続ける魅力のある場へと成長させたい。その想いから“the Studio”は動き始めた。ここは必要最低限のモノしか用意されていない箱だ。時代や新技術に合わせて、モノづくりも日々生き物のように変化し続けている。ここを使う人たちで好きな形にカスタマイズをしたり、加えたり。あえて未完成なこの場は、無限の可能性に向かって静かに、けれど力強く脈打っている。「つくりたい」という熱狂的な欲求をかきたて、思い立った時にすぐに実行に移して形にできる環境。今までにない想像力が発揮され、世の中をより良くするモノやアイデアを生むことが、“the Studio”の存在意義になる。

詳しく見る