- 排せつ支援機器
スムーバー
常設トイレでの排せつを目的にした
介護者の心身の負担を軽減する支援機器
ベッド上
課題おむつ内の排せつ
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利用者様にとって ……
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- ① 排せつ機能の低下
- ➡ 廃用性症候群への進行※
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- ② 悪臭(部屋のニオイ)
- ➡ 尊厳の低下
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- ③ 皮膚のかぶれ・ふやけ
- ➡ 皮膚の抵抗力が下がり、皮膚炎や床ずれが発生・悪化
※廃用性症候群(Disuse Syndrome):
長期間に渡り安静状態が続くことで、心身のさまざまな機能が低下すること
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介護者にとって ……
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3K
(きつい、汚い、危険)
解決常設トイレでの排せつ
トイレでの排せつの効果
- 便が出やすい
- おしりが洗える
- 悪臭がしない
- 皮膚がかぶれ・ふやけない
常設トイレ
従来「2人ケア」の排せつケアの実際と負担
※「排便」は前かがみ姿勢が良い 従来のトイレでは前方に手すりがないため、この姿勢がとりにくい
- Aさんにとって ……
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1回の排せつにつき2回の抱きかかえ 腰への負担は大きい
排せつ中に移動し、排せつ後にまた戻る 手間がかかる
例えば
1回の排せつで
抱きかかえている時間
0.5分×2回=1分
利用者様1人の1日の
排せつは6回とする
1分×6回=6分
担当する利用者様が5人
いるとする
6分/日×5人=30分/日
年間 30分/日×240日
=7,200分(120時間)
の作業負荷が身体にかかる
解決スムーバーでの排せつケア
「1人ケア」「抱きかかえ移乗なし」
※スムーバーは、前方のプレートに体が預けられるため、便秘の人も排せつをスムースにできます
Bさん
- ノーリフト
アップ
-
抱きかかえでの立位および移乗=リフトアップを廃止することで、介護者の負担を軽減します
- ケアの効率
アップ
- 2人ケアが1人ケアになります
排せつ支援機器スムーバーの開発目的は
- ① トイレでの排せつとおしりの洗浄を可能に
- ② 介護者の足・腰・腕にかかる負担を軽減
- ③ 介助を2人ケアから1人ケアに
使用の前に、トイレの広さならびに便座の寸法を必ず確認してください
1まず、トイレの広さを確認
※下記より狭いトイレではスムーバーは使えません
- ➊ 便器先端から壁までが 1m以上 であること
- ❷ 手すりから壁までが 80cm以上 であること
- ❸ 扉開口部が 70cm以上 であること
2便器横に温水洗浄便座の操作部がある場合
- ❹ 便座先端から操作部先端までが 17cm以上 であること
※17cm以上 ない場合は使用できません
- ❺ 床面から操作部上面までのサイズが
- 45cm以下の場合は レギュラータイプ
- 45cm以上の場合は ハイタイプ
をご使用ください
品番 |
サイズ(cm) |
重量 |
MSMV |
|
20.5kg
(付属品含めず) |
※最大使用者体重:100kg(積載物も含む)
※標準装備品:トランスファーボード、クッション、スペーサー